間取りが命と考えて建てる

家庭の中心とはどこでしょう?
家庭の主役とは誰でしょう?

朝起きて朝食の準備をし、みんなが食べて、片付け、掃除洗濯をし、昼食、家計を管理し、夕食、家族団らんを楽しみ・・・。こうして「家」の一日を考えると、家庭の中心となる場所(家族みんながよく集まる場所)は、キッチン、ダイニング、リビングであり、そこでは必ずといっていいほど主婦(または主婦に代わる人)が活躍していることがわかります。

間取りは、家庭の主役である主婦にとって、家を守る大事な仕事が、毎日快適にできるように考えて計画します。

みんなより一足早く起きて朝食の支度をするのに、明るい場所がいいでしょうか?暗い場所がいいでしょうか? 夏は涼しく冬は暖かな場所がいいでしょうか?主婦がいつも元気でいると家族も安心ですね?家事をするのにストレスが積もり積もっていく間取りになっていませんか?

このように、間取り計画とは、家族にとって重要な場所から順に、その場所に何を求め何が必要か、どんな場所であるべきかを考え、位置や広さ、ほかの部屋とのつながりなどを計画していきます。

すべての部屋に最上の条件を求めるのでなく、それぞれのゾーンにふさわしい条件をクリアさせていく、その優先順位を意識します。

家庭生活の中心には、キッチン、ダイニング、リビングがあります。ここが樹木にたとえると、すべてを支える根っこから、大きな幹(根幹)ですね。外との接点となる「玄関」、疲れを癒す「寝室」は、その次に大切にしたい場所(準幹)です。そして、広がる枝には、「トイレ」「浴室」「洗面所」「納戸」「子ども部屋」「客室」など(枝幹)があります。

各ゾーン、それぞれの役割をじっくり考え、建て主と建築家が協力しあって、間取り計画を練り上げていく。幸福を生む家を建てるために、もっとも大切なところです。

 

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