家計を考えて建てる

ほとんどの場合、家を建てようとするのは、人生のなかで将来の見通しが明るく、年齢的にも上り坂にある時期です。しかし、いつ何時不慮の災難に遭うかもわかりません。

何らかの借り入れを利用して住宅を新築なさる方も多くいらっしゃいます。そういった方は、これから長年に渡る支払いが待っています。20年、30年後の幸福を考えれば、今がどんなに勢いのある時であっても、慎重な計画が必要です。

「幸福を生む家」は、社会経済の変遷や家庭経済の状態に影響を受けにくく、常に住む人を安定のなかに包み込んでくれるものでなければなりません。

そのためには無理な計画は立てず、将来的にもコストがかからない家・・・つまり、自然の恵みを有効に利用できて、光熱費や設備のランニングコストが節約できる家でなければなりません。

夢のような気分で、家本来の目的などについて勉強することなく、宣伝に乗せられて買ってしまった家。全室にエアコンを装備し、一見快適に思えた家も、エネルギーコストやメンテナンスコストがかかりすぎて、家計を圧迫したり、すばらしく見えた新製品の設備も、あまり使用しないですぐ飽きてしまったり。

住まいは、後々の維持管理費が余分にかかることのないよう、計画段階で十分に考慮されるべきです。今は元気で経済的に豊かでも、かけなくてもすむコストをかけるようなプランはやめましょう。
夢の住まいが、家計を圧迫して、苦しい住まいにならないようにしたいものです。

 

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