自然を考えて建てる

「このプランだと、夏場にリビングがかなり暑いでしょう」と話すと「エアコンをつけますから大丈夫ですよ」という返事。

風の流れや日照の程度などを考慮せず、冷暖房を始めとする人為的なコントロールに頼る計画では、経済的にも健康にも良いとは言えません。

「自然を大切に」
「自然破壊が進んだ」
などといいますが、よく考えてみると、人間は自然の中で自然と共に生きていて、私たち自身が自然の一部です。
自然を知り

自然を慈しみ
自然との同化をはかり
自然の恩恵を得て、感謝して・・・
そういう暮らしを、人間は長い間営んでいました。先人は、四季の気候の中で、経験と知識を積み重ね、その土地の自然と共生するために、改良に改良を重ねて、もっとも合理的で経済的な「住みやすい家」を建ててきました。

しかし、最近では毎年何十万戸もの家が建てられますが、自然の恵み取り入れる工夫がなされている家は、果たしてどれくらいあるのでしょうか。

エネルギーの問題にまったく関心がないのか、永遠に現在の収入が続くと思っているのか、健康に配慮しないのか・・・。

「自然と住まいの調和」を追求することは、ただ単に南に大きな窓をつければいいというような単純なものではありません。自然の恩恵と家を一体化させる経験と知識のある業者を探し出すこと、これは(8)の条件にも通じています。

 

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